有限会社 石川メンテナンスは水処理の保守・点検・管理を専門とする会社です。

アワナックス

一般排水専用シリコーン消泡剤 『アワナックス』



あらゆる産業分野において発生する泡は、環境に悪影響を与えます。
泡の原因物質として、
　・界面活性剤（洗剤など）
　・界面活性物質（デンプン、タンパク質、糖など）
　・各種懸濁物質
　・塩類
　・その他
などが考えられます。これらを含んだ排水に、
　・振とう
　・撹拌
　・落下
　・吹きこみ
などの作用を与えると、泡が発生します。
消泡剤は、その働きにより破泡作用と抑泡作用に分けられます。

　・破泡作用（即効性）・・・・・・すでに発生している泡を消す作用
　・抑泡作用（持続性）・・・・・・あらかじめ排水中に加えておき泡の形成を防ぐ作用


《破泡作用のモデル図》




・ご使用前に水で10〜20倍程度に希釈してご使用ください。
　発泡液の状態によっては希釈せずに使用することもできます。
・発泡抑制作用により、あらかじめ発泡液に添加しておきますと発泡を抑制することが
　できます。
・御使用前には、よく振ってください。
・膜処理施設では、アルコール系消泡剤「ナックスフォーム」を御使用下さい。



『アワナックス』 の特長

　1．強力な消泡効果
　2．自慢の速効性
　3．納得の価格




『アワナックス』 の特性

　外　観　　：乳白色
　粘　度　　：400〜1100cpa （低粘度タイプ）
　比　重　　：1.0（20℃）
　希釈剤　　：水
　乳化剤　　：非イオン




『アワナックス』 の基礎物性（原液の100倍希釈液）

　・N-Hex抽出物質　　　20.4mg/L
　・COD　　　　　　　　13.0mg/L
　・BOD　　　　　　　　1.0mg/L 以下



『アワナックス』 の希釈倍率について

　適切な添加量の決定は50ppm程度の濃度で発泡液に加え、その消泡効果を確認しながら適宜・最適添加量を決定して下さい。
添加量は5〜100ppmで、消泡効果は十分に期待できます。
使用する際に、あらかじめ水で希釈しておくと添加量の調整が容易となり、混ざりやすく経済的です。
希釈した時は、均一濃度になるまで撹拌をしてから御使用下さい。
また、希釈状態での長時間放置についても、再使用する時には、軽く撹拌して下さい。
添加方法は、ヒシャク等による直接投入、薬注ポンプによる連続的滴下が一般的です。
薬注ポンプの場合は、ポンプヘッドが詰まる事があるので、ダイヤフラム・ボール等の洗浄を適時実施して下さい。